C#で帳票を作成、出力するには主にAS-Reportなどのサードパーティー製ツールを利用する方法があります。特にAS-ReportはExcelが帳票デザイナーとなるため、帳票ツール独自のデザイナー機能を新たに覚える必要はなく、エンドユーザーが後から帳票レイアウトを変更することも可能です。
本記事ではC#でAS-Reportを使用して帳票を作成、出力する方法を紹介します。
環境
- Windows 11
- Visual Studio 2026
- .NET 10
- AS-Report 12.0 for .NET
使用準備
プロジェクトを作成
1.Visual Studioを起動し[新しいプロジェクトの作成]をクリックします。

2.[Windows フォームアプリ]を選択して[次へ]をクリックします。

3.[プロジェクト名]、[場所]、[ソリューション名]に任意の値を設定して[次へ]をクリックします。

4.[フレームワーク]は.NET 10を選択して[作成]をクリックします。

プロジェクトにAS-Reportを追加
1.[ソリューション エクスプローラー]でプロジェクトの[依存関係]を右クリックし、[NuGet パッケージの管理]をクリックしてNuGet パッケージ マネージャーを開きます。

2.パッケージ ソースがnuget.orgになっていることを確認して[参照]からAdvanceSoftware.ASReport.CellReportを検索します。

3.検索結果からAdvanceSoftware.ASReport.CellReportを選択し、[インストール]をクリックします。

帳票を出力
1.Windows フォームのデザイナーを表示し、フォーム上にボタンを配置します。

2.配置したボタンのClickイベントで帳票を作成する以下のコードを記述します。
var cellReport1 = new AdvanceSoftware.ASReport.CellReport(); cellReport1.Report.Start(); cellReport1.Report.Create(AdvanceSoftware.ASReport.ExcelVersion.ver2024); cellReport1.Page.Start(); cellReport1.Cell("A1").Value = "Hello World"; cellReport1.Page.End(); cellReport1.Report.End(); cellReport1.Report.SavePdf(@"C:\Output.pdf");
3.プロジェクトをビルド、実行後、フォーム上のボタンをクリックして帳票が出力されることを確認します。今回はPDF出力を行いました。

サーバー、クラウドで帳票を出力
以下の記事でクラウドでAS-Reportを利用する方法を紹介しています。
AS-Report 12をWebアプリに組み込みMicrosoft Azure App Service (Windows)にデプロイする - AdvanceSoftware Tech Blog
まとめ
AS-Reportを使用することで簡単にC#で帳票を作成、出力することができました。本記事ではWindowsフォームアプリでの使用例を紹介しましたが、AS-ReportはASP.NET Coreでも使用することができ、様々な要件に柔軟に対応することができます。
製品と同等の機能をお試しいただける体験版もご用意しておりますのでお気軽に動作をお試しください。
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